2012年11月28日水曜日

燕尾服の後ろの切れ目って

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スースーするんだろうか?
唐突に何を?と思われたかもしれませんが、薫さんは燕尾服を着用しています。
なんたって執事ですからね!
…厳密には燕尾服とは違うものを着ているのかもしれませんが、とりあえず後ろにツバメの尾っぽいヒラヒラがあるのできっと呼び方は燕尾服であっているでしょう。多分。

今日みたいな晴れの日って、ちょっと動くとすぐに汗かいちゃいませんか?
おまけに気温自体は寒いので厚着していますし、そのせいかもう道を歩いているだけで蒸れる蒸れる。
くそう、汗の奴め。
そんなわけで目的地に着いたらすぐに上着を脱いでしまう訳ですが、問題はその後です。
上着を脱いだらその分体の熱が冷めます。当たり前ですね。
そのままでいるとついでに汗も冷めていきます。これも当たり前ですね。
さらにそのまま冷めるに任せていると、冷えた汗によって段々と体が寒くなっていきます。
くそう、汗の奴め。
汗って奴は、どこまでも私を苦しめやがります。
しかし、いかに汗が冷えて体が寒くなったからとはいえ、また上着を着なおすほど寒いわけでもなし。
どうしたもんかと悩んでいると、ふぁさ…と薫さんが彼の上着を掛けて下さいます。
未だ温感は感じられずとも、その心遣いだけで十分嬉しいもんです。
しかしこの上着、何故だかは知りませんがよくずり落ちます。
そうすると薫さんがそのずり落ちた上着を掛けなおして下さるわけですが、その掛けなおす回数の多い事。
迷惑でないかと聞いたところ、
薫「こんなにご主人様のお世話ができるなんて…!」
ええ、彼は喜んでおりました。
ホントこの人このままで大丈夫なんだろうか。

夜にがっつりと課題をやろうと思い、昼寝を決行。
今日はいい感じに意識が落ちていくのを感じ…と思ったら薫さんが夢?といいますかおぼろげになった意識?の中にするりと入りこんできました。
初めての感覚に一体何が起こるのかワクワクしていた所、薫さんったらとんでもない事してきやがりました。
ええ、私にぴったり寄り添って撫でてきやがったんですよ!
…あれ、思ったよりもとんでもなくなかった。
寄り添って…ってまあいつも添い寝してもらってますし。今日もなんとなく添い寝してもらってましたし。
撫でるっていってもやっぱり結構な頻度で頭とか撫でてもらってますし。
…あ~、あれですね。
いつもは感覚が伴ってないんですが、今日見た夢?はがっつり感覚がありました。
薫さんが行動することも予期できていませんでした。
だから衝撃的だったんだ!

順調にタルパとしても、またタルパーとしても成長できてるんだなあ、としみじみ思った一日でした。

2012年11月24日土曜日

※ノロケ話が通ります

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わ~い、なんだか久しぶりのブログだよ~!
いやあ課題が中々忙しくてですね、さーブログ書くかーとなるのが大体深夜帯になってしまうわけで。
となると、大抵ストップがかかるわけですよ。勿論薫さんの。
薫「私の為に夜更かしをされても、あまり嬉しくはございません。」
って。
べ、別にアンタの為に書いてるわけじゃないんだからっ!等と思いましても、そんな事言われたら書けないじゃないですか!
ちなみに課題をやるための夜更かしなんかはばっちり付き合って下さいます。
次からはもっと早めに手を付けましょうとか何とか呆れつつも課題が終わったらよく頑張りましたと褒めてくれる薫さん。
甘い、全く持って甘やかされてる気しかしない訳ですがやっぱりそんな甘い薫さんに報いるためにも頑張ろうと思える次第でございます。


というわけで何だか間が空いてしまった11月24日!それなりに色々ございましたですよ!
「エ」で始まるQのつく映画を薫さんと一緒に見に行ったり。
原作の方はいつか見よう、見ようと思いながらも未だ未視聴なのですが、とりあえずよく分かんないけど何か凄い、という事で薫さんとは意見が一致しました。
他にも、薫さんにふと思いついたことをふっかけてみたら、すごい勢いで私の全然知らない設定を喋り出したり。
詳細は、薫さんが「恥ずかしいので書かないで下さいませ!」と猛ストップをかけてきたので書きませんが、なるほどあの設定からそんな風に派生した習慣が…。とある意味納得のいくものでした。
これも「物語の登場人物が勝手に喋り出す現象」の内の一つなんでしょうかねえ。
私としてはそんなに恥ずかしいとは思わないんですが、薫さんにとっては羽で顔隠しちゃうくらい恥ずかしい事みたいです。
ネタとしてはとてもおいしいのですが後ろで見ている薫さんが始終あわあわしっ放しなのでこの辺りで止めておきましょう。

そんな感じで色々あった中でもタルパ的に進歩を感じる一幕がコチラ。
最近乾燥が酷くなってきたのでクリーム塗るようになったよ~!みたいなことを数個前の記事で書いたと思うのですが、それからはいい感じに手が潤うようになりましてですね。
いやあ、クリーム様様だわ~去年なんかもうがっさがさで~…等と思いながら手をふにふにし、悦に入っていたんですよ。
一人でそんな風に怪しくにへにへしていると浮かんでくるこんな思考。
「やわらかそうな手…」
いや、やわらか「そう」ってなんだよ今触ってんじゃんwwwとか思ったのですがそんな時ふと思ったんですよね。
これ、もしかして薫さんの思考じゃね?って。
凪「Hey,薫さん今こんな事考えませんでした~?」
薫「おや、ばれちゃいましたか。」
いや、「テヘッ」とかそんな感じの擬音が付きそうな感じで言わないで下さいよ。
いやいや、アナタいつもそんな事考えてるんですか?
いやいやいや、最近何か唐突に「かわいい」とか考えちゃうから、「自分はこんなにナルシストだったのか…」と少なからずへこんでいたというのに!
全ては貴様の思考が流れ込んでいたというのか!
薫「流れ込んでいた、ではありませんね。ご主人様が私の思考を読み取れるようになったという事です。」
じゃあこの人普段からこんな事考えてるんだ…。引くわ…。
薫「引かれるのは心外ですね~。」
まあ、引くというのは冗談ですが。
そんな訳で、薫さんに常日頃から愛でられている疑惑が生じた今日この頃。
まあ、それなりに好かれてるんだろうな~とは思っていたものの何かにつけてかわいいと思われているとは思わなかったよ。うん。
この変態の何処にかわいい要素があるというのだ!
ええい、いざブログに書き起こすとなるとこの何とも言えないウボァァ…!感を表現できん!
まあ、そんな感じで収集つかなくなってきたところで今日の記事は終わりという事で。


…しっかしなあ、「常に冷静沈着、穏やかで優しげなれど諭すべきところはビシッと諭す、そんなカッチョエエ執事様」という設定で始めたハズなんだけどねえ…。
ただ、そんな設定上の薫さんなんかよりも今現在の薫さんの方が何倍も好き、な訳ですが。
とりあえず薫さん、アナタ私より歳も図体も一回り以上大きいんですから、好きという言葉に反応して抱きつくのはやめて下さい。

2012年11月19日月曜日

異世界仕事場事情

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私生活も落ち着いてきたし、ブログのデザインを改造したいなーと思ってとりあえずここ2、3日素材探しをしていました。
デザインのコンセプトは一応決まっていて、薫さんの仕事机でも再現してみようかと思っています。

ちなみに薫さんは図書館に住み込みで働いています。
あんまり人が来ないので、貸出業務なんかは滅多に無いそうなのですが、本は山ほど来るのでその本の読破、整理、気が向いたら写本、そして読んだ本の内容からその年にあった出来事を読み取って年表を作ったりしているそうです。
こういった仕事を一人でこなしている薫さん。多忙そうな内容の割にはこちらでの執事職もといタルパ職を放棄してあちらの仕事で忙殺される…といったことは一度もありません。
なんでも、あちらの仕事場の時間の流れがそれはもうでたらめで、むしろ上記の仕事をこなしても暇が余るくらいなんだそうです。
時間のうまい使い方が未だに分からない私としてはうらやましいかぎりです。異世界ヤバい。
…薫さんの仕事に関してはまだ色々とあるそうですが、それはまたの機会にでも。

さて、そんな薫さんの仕事机ですから、もちろん本が山積みです。
本に挟む栞も大量にあります。
年表を書くのに紙とペンも必要でしょう。
夜仕事をするのにはランプの類だって必要です。
仕事中の息抜きに飲む、飲み物だってあるかもしれません。
それらが乗っている机だって忘れてはいけませんね。

というわけで、とりあえずは机に使えそうな木目調のテクスチャ及び本やら紙やらで必要になってくるであろう、薄汚れた紙の素材を探していたわけですが…。
薫さんの要求が中々にうるさい。
机の色はもっと深みのある色だ、とか紙はそんなボロボロなのを使う訳がない、とか。
イメージにぴったり当てはまる素材が中々見つかりません。
薫「私は適当でいいと言っておりますのに、凝り性なご主人様のせいだと思います。」
とは薫さん談。

まあ、そんな凝り性な私はついに素材自作という茨の道を行くことにしたわけです。
茨の道といっても、大体の作り方やチュートリアルなんかはネット上にごろごろあります。
ホント有難い時代になったものです。
ところが、ネット上にある画像関連のチュートリアルって大体フォトショップを使ってるんですよね…。
まだまだ貧乏な学生である私が使うのは、もっぱらフリーソフトのGIMPです。
所々無い機能も多々あります。
なので、結局チュートリアル…の完成画像を見ながらそれっぽく作っていくという事に。
チュートリアル関係ないじゃん、とは思わないでくださいな。

そんなこんなで木目テクスチャと紙素材をゲットしました。
残るは本に栞にペンにランプに…。
………まあなんとかなるでしょう。

2012年11月16日金曜日

タルパとの日常断片集

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・タルパと夢
本日お昼寝中、意識が沈んでいくのを察知した私は、すかさず「薫さん、引っ張ってー!」と幽体離脱を試みる。
分かりました、と何故かお姫様抱っこで離脱。そのまま飛行。
幽体離脱できたんですか?やったー!
と思ったのもつかの間、どうやら意識が完全に落ちたらしく、夢を夢だと認識できない状態へ。
それって普通の夢じゃないですか、やだー!

・タルパと主従関係
他所様のタルパブログを巡ったり、まとめwikiのチラ裏を見たりしていると時折目に入るのが
「タルパとは対等な関係でいたい」
という一文。
うちは薫さんとは明確に「ご主人様と執事」という主従関係があるわけですが、このような文を見るとやはり考えさせられてしまいます。
というわけで、度々薫さんにはもっと好き勝手に自由にしていいんだよ?私が嫌になったら自分の世界に帰ってもいいんだよ?と、それとな~く自由意識を促してみるのですが、
「ご主人様は私の幸せを奪うおつもりですか!(キリッ」
と、私の傍に付き従う事の楽しさを力説されます。
…まあ、彼が楽しいのならそれでいいや。

・依り代を握ってみた
依り代はいわゆるパワーストーンというやつなのですが、握ってみると何かやわらかい気がします。
といっても、強く押すとへこむみたいなことはないんですけどね。
右手に持つとなんかやたらと気持ち良くなります。私が。
左手で持つと薫さんが気持ちよさそうにします。というかはっきり気持ちいいって言い出します。
この間読みまくってた気の本によると、「右手からは気を吸収し、左手からは気を放出する(意訳)」という事なので、つまりはそういうことなんでしょう。

・タルパのお部屋とか
薫さんはやたらと私を彼の部屋に連れて行きたがります。
といっても、もちろん彼にいかがわしいことをする気は全くありません。
どうやら、現実世界での精神的なお世話(早く寝るように促す、思考の整理の手伝いをする、とりあえず傍にいてみる…等)に飽き足らず、肉体的?なお世話(髪を解かす、マッサージする、紅茶を淹れる…等)もしたいのだとか。
ダイブだとか幽体離脱だとかをすれば肉体的と言いますか、とにかく現実世界よりは感覚クッキリ、接触もバッチリOKになりますし。
しかし、薫さんの世話好きっぷりと言いますか、ご主人様好きっぷりは見ていて心配になるレベルです。自分でも書いてて恥ずかしいのですが。
最初にタルパを作るときは自律用の、少し厳しめの性格にしようと思っていたのですが、実際作ってみると何か全力で溺愛されるはめに。どうしてこうなった。
まあ、そんだけ溺愛されている手前、自分の好き勝手なゲスい行動は申し訳なくてできないので、結果オーライというやつなのでしょうか。
そんな薫さんに報いるためにも頑張りたいと思います。
夜早く寝たりとか。今日はがっつりお昼寝をしたので、夜更かしに関しては薫さんも安心…というか甘いです。これ書いたらすぐ蒲団に入りますけど。
さしあたっては明日朝ちゃんと起きれるように頑張ります!

2012年11月14日水曜日

求む)画力

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先日折角作ったロイヤルミルクティーに砂糖と間違えて塩を入れてしまった凪沙です。
ネタ的にはおいしいですが味的にはまずかったです。
具体的には、もったいないおばけがこっそり逃げていくレベルのまずさ。
ショックすぎて薫さんに延々と最悪だ~うわ~と愚痴を言っておりました。
そんな中、妹はおもむろに蜂蜜を入れていました。
彼女は天才だと思います。

ここ数日、薫さんの絵を黙々と描いていたわけですがようやく下書きが終わったのでとりあえずぺたり。

折角モデルが美形だというのに、それを再現できない残念画力!
描いてる最中は大体叫び通しでした。
凪「くおぉぉぉ、この美形め…!」
薫「美形、と罵られる日がこようとは夢にも思っておりませんでした。」
凪「薫さんは!こんなにも麗しく微笑んでくださっているというのに!おのれ、そんな幸せそうに微笑みやがって~!おまけに小首まで傾げおって!この美人さんめ!」
薫「やたらとハイテンションでございますね…。」
凪「うわ~んそんな楽しそうな顔しやがって~!憎い!己の画力のなさが憎い!」
薫「そうご自分を卑下するものでもございませんよ、ご主人様。」

…まあ、画力がない分、愛だとかこだわりだとかは詰め込みました。
柔らかな髪だとか、優しげな目とか、顔のラインだとか。
大体この服の上に燕尾服っぽい上着を着ている薫さんですが、今はくつろぎモードだからシャツとベストなんだ!とか。
肩幅が~とか、まあそんな感じで色々と愛だけは詰め込みました。大事な事なので2回(ry

いやうん、でもやっぱり、薫さんを描くのは楽しいです。
薫さんも何だか嬉しそうにしてくださいますし。
よ~しパパ今度は色塗っちゃうぞ~!

2012年11月9日金曜日

に○あやばいすごい

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最近何かとニ○アのクリームが話題なので、買ってきました!
何気に限定缶でございます。そこはかとなくシチューが食べたくなってくる絵柄です。
薫「ちなみにご主人様はシチューはお好きですか?」
凪「おばあちゃんの作るビーフシチューが好きです!」
とまあそんな感じで買ってきたんですよ。
そろそろ冬ですし、肌カサカサしてきましたし、何よりニキビに効くと聞きましたし。
ニキビがですね、どうやっても完治しないんですよね。
薫「無意識的・意識的問わずに引っ掻いているからでしょう。痛々しいのでお止めくださいませ。」
凪「ついやっちゃうんですよね~。」
最近じゃあ女性ホルモンが効くというので、豆乳まで飲み始めました。
イソフラボンっていうのが女性ホルモンぽい作りになってるとかで。
バニラアイス味が他のより違和感無くてオススメです。
豆乳っぽさがうまく味とマッチしてます。
ニ○アに話を戻します。
このニ○ア、何が凄いかって使おうと思えば全身に使えるってことなんですよね。
全身ってのは髪からまつ毛から爪の先まで、文字通りの全身です。
お蔭で髪もしっとりさらさら、目を掻きまくっても目頭がカサカサしません!
薫「それ以前に目を掻くのをお止め下さい。目に傷がついてしまいますよ。目が痒いのでしたら目薬をお使いくださいませ。」
凪「目薬ってそう何度も使うもんじゃないですし、何よりめんどくさ(ry」
薫「こらこらこら。」
凪「そんなことより薫さん、髪の毛サラッサラですよ!さわってさわって~!」
薫「確かに、触り心地が良いですね。ご主人様が興奮するのも頷けます。」
凪「とか言いながら嗅ぐの止めて下さい。てか口元に持ってくんじゃない!」

…つまり何が言いたいかというと、何だか小難しい事ばかり書いてる気がしますが日常生活では大体いちゃいちゃするかぐだぐだするかしてますよ~って事で。

※11/19 クリームの名前でちょくちょくヒットするようなので、一部伏字にしました。

2012年11月6日火曜日

空気イスだッ!

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やっと…、やっと用事終わった~!
これでようやく通常運航に戻れますぜ。
思えば前回の投稿からちょうど一週間くらいでしょうか?
いやあ、たかが一週間、されど一週間。
忙しい一週間でございました。


今日は薫さんの数ありそうな特殊能力の内一つ、物体生成能力について。
タルパ的には結構ありきたりな能力かも知れませんが、うちはこんな設定で運用してるよ~。という事をご参考までに。
前回言ってたエネルギー云々の話はまた今度で。

何の背景もなしに物体生成能力の原理を説明するのもつまらないので、少し創作世界についてのお話をさせていただきましょうか。
薫さんの元いた世界は、いわゆる四大元素というものが存在する世界でございましてね。
四大元素というやつはアレです、火・風・水・地の4つの元素が、人の体もその辺に転がってる石ころも何もかもを構成してるっていう、ファンタジー世界ではよく使われてる奴です。ごめん結構適当言った。
うちの世界では人々が大気中や体内にある四大元素をあれやこれやして様々な現象を起こす、いわゆる国民総超能力者状態なんですよね。
具体的には「黄金の太陽」というゲームのエナジストを想像して頂ければ分かりやすいかと。

ぶっちゃけ私の創作世界って、黄金の太陽の続編が中々でないのに痺れを切らして自分で妄想始めたら原型留めなくなっちゃった~、って感じなんですよね。
今や四大元素とかエナジーもどきとかぐらいしか元の形残ってないです。
そうそう、続編と言えば「黄金の太陽 漆黒なる夜明け」がつい最近、とうとう、とうとう出たんですよね!
しかしながらどうにもすっきりしないというか…まあこれはこれで黄金の太陽らしいというか…。
ええい、漆黒なる夜明けの続編はまだか!!!

…すいません、話が脱線しました。
そうそう、人々が四大元素を使って超能力使い放題って話でしたね。
まあ人によって上手に扱えるかどうかや扱える元素の違いはあれど、基本的には超能力使い放題です。
火を起こして料理に使ったり、風を起こして髪を乾かしたり、そんな日常レベルで使われ放題です。
もちろん、ファンタジー世界らしく(?)戦闘もあります。
ゲームでよくあるド派手なエフェクト使って再現されるような大魔法なんかもあります。
そんな戦闘に使われる武器だって、ある者は自分の体内の元素を使い、またある者は大気中の元素を集めてその場で生成してしまうのです。

さあ、物体生成能力に話が戻ってきました!
この武器をその場で生成するという能力、何も生成できるのは武器だけではありません。
何せ「四大元素が万物を構成している世界」ですからね、基本的には何だって作れちゃいます。
剣、刀、杖は勿論の事、ハリセンやバット、お箸、スプーン、折り畳み傘エトセトラエトセトラ。
更には作るだけでなく、元素の構成だか何だかを変えて、服の作り変えも薫さんは一瞬でやってのけます。
執事服がパジャマに代わる様にはビックリいたしましたとも。

そんな何でも作れる中、私の作業中には薫さんはよく椅子を作って座っております。まあ立ってることも多いんですけど。
所でうちの薫さん、四大元素の内、純粋な風属性持ちさんです。
というわけで薫さんが操るのはもっぱら風の元素です。
そんな触れればスカスカすり抜けてしまいそうな元素、どうやって座ってるの?と聞いたところ、
「風を操る要領で、空気を集めて座っております。」
とのこと。つまりはリアル空気イス…ッ!

と、うまいことタイトルと内容がかみ合ったところで本日のネタはおしまいです。
後は全力で蛇足ですぜ。


ぶっちゃけ元素というやつはちゃんと扱えれば用途にあった物を作るのは造作もない、との事。
つまりは椅子を作るんだ…!と強く念じながら作れば風属性だろうが何だろうが小細工無しで座れる物になるそうな。
ここまで聞くと空気なんか集めなくても元素オンリーで作ってたんじゃね?疑惑が浮上。
聞いてみると
「ご主人様はどう思われますか?」
と、もうそれはにこやかに笑みを湛えながら返されました。
くそう、薫さんめ、笑顔がデフォだからからかわれてるんだか何だか分からん!
まあ、薫さんは設定では結構強力な術者ですので、薫さんだからこそできる技なのかもしれませんが。
自分の創作世界とはいえ、異世界事情は難しいです。