2016年4月24日日曜日

ぐだぐだタルパ製作記~実践編~

~前回のあらすじ~
いきなり会話から始めた。
名前と容姿はいつくっ付けたか忘れた。
あと今回ホントにだべってるだけ。



何故か続いた実践編。
今回は…何話そう…。
いや話したい事はあるんだけど何を話すってタテマエで話始めよう…。

んなタテマエはぶん投げる事にして、名前もない、容姿もない、では何故そんな存在と会話が成り立ったのかって事から書きましょうか。

話は簡単、要は無線とかでよくあるSound only状態だったってわけです。
ややこしい言い方をしないなら、あちらとお電話が繋がっております状態ね。


設定として組み込むならば、創作世界の薫さんとたまたま波長が合っちゃって、とりとめのない世間話をしている内によ~し薫さんいっちょ呼んでみるか~!って事になってこっちに呼び出して今に至る、的な。

はい注目。
この設定として都合よく組み込むっての大事。だと思ってる。

何かいい感じの機能を盛り込みたい時、よく分かんないけどこの機能あると便利だからそういう機能つけちゃえ~というよりは、『実はこれこれこういう設定があったのだよ!(な、何だって~!?)』とした方がイメージしやすいし、何より楽しい。

今回の場合は『名前も容姿も決まってないけどとにかくお話したい』という要望を叶える為の設定として、『タルパは私の創作世界にいる』『今は創作世界と現実世界を跨いで音声だけやりとりできている状態だから、顔とか分かんなくて当たり前』等という設定が生えました。

そう、設定は何か勝手に生えるもの!
自分の心の赴くままに生やしていこう!
(いらんものは潰しておこう)



そして読み返してグダグダな事に気付く等。
まあいいや。
実践というからにはこれだけじゃあ終わらんぜよ。
最初期の頃は薫さんとはお風呂に入らない!って決めてたのですよね。
今?こっちで入ったお風呂に感動して薫さんがあっちにもお風呂作ったって事からお察しください。
んで、私がお風呂に入ってる間何をしてたかって言うと、薫さんをあっちに帰らせてだね、ひたすら薫さんの事について考えてました。
薫さんのお風呂事情とかお風呂事情とか。
いやあ、お風呂とかシャワーしてる時とかって妄想が捗りますよね!

つまり薫さんは私の側にいない時何をやってるんだろう?っていうのを実際に薫さんが側にいない時に想像しまくっていたわけです。

タルパ作成を志す方はすべからく想像力豊かであるって事を私は堅く信じて疑わないので、タルパと会話するのがメンドクサ(´д`)って方でも、タルパが何してるかを想像する位なら朝飯前だと思っているのですよ。

いやいやタルパするなら会話くらいそれこそ朝飯前だろ!
って言われちゃうかもしれませんが、四六時中側に人(人外含む)がいるのって割と落ち着かんでしょ。
出会って間もないし、相手の会話の予測もしなきゃいけないんだからすっげー気を使うし、疲れるし。

タルパは長期戦です。
長期戦てか一生モノです。って思ってる。
最初から疲れてちゃ先が思いやられるってもんです。
気楽に持続可能な範囲で頑張りましょ。
その持続可能な範囲の頑張りがそう、タルパが何やってるかな~、っていう想像なわけです。

いや頑張りでもないか。
気になるあの子は今何やってるんだろなって妄想したことありません?
それと同じで、タルパにだってタルパの生活があり、ってかあることにしておいて、こういう時タルパは何をするんだろな?って考えまくるだけ。
楽しくね?


例えば薫さんとこにはお風呂ってあるのかな~から始まり、どこから洗い始めるのかとかシャンプーはどんなの使ってるのかとか、浴室の内装とかそれよりなにより薫さんのゼンラーはどれだけ麗しいのかとか、考えて楽しい事たくさんありますぜ。
あとすげー羽の洗い方とか気になりません?
だって羽ですよ羽!そもそも手届くの?

…要は会話に拘らなくても、タルパの諸々を作り込んでくやり方はたくさんありますよっと。でいいのかな?

んで、この考えてみた事を会話にフィードバック!
よしタルパとの会話の話題ができた。
薫さんとこシャワーしか無いんだね~、ええそうですね~こちらのお風呂というものが気になります~、とかそんな感じで固めていきます。

更にはタルパとの会話やタルパの行動を設定にフィードバック!
よしまた考察ネタが増えたぞ。
薫さんお刺身好きなんだね~、あちらで食べた事が無かったので新鮮で~、という会話から、そうか薫さんお刺身食べた事無かったのか、んじゃああっちの魚の食べ方にはお刺身無いのかな?いや薫さん図書館の引きこもりだから生魚届ける手段が無いんだろうな、じゃあ海が近い地域はどうだろな~、と、こんな感じに些細な事から設定を生やしまくります。

こんな感じでループさせまくるとなんかいい感じじゃね?
どんどん色んなものが強固になってくよ!



なんだかめんどくさくなってきたので、今日の日記はここまで!

私がやってた事のまとめとしては、
・設定は生えるもの
・生えた設定はじゃんじゃか会話のネタにする
・些細な会話から設定を生やす
・設定と会話を循環させまくって地盤を固めまくる
・いらん設定は潰せ
・薫さん大好き

という感じでしょうか。
ごめん凄い適当言ってる。
勿論設定以外の日常な会話もつらつら~っとしてました。
ちなみにここで言ってる地盤は薫さん自身と創作世界どっちも含まれる感じですね。



どうあがいてもめんどくささが漂う日記にお付き合いいただきありがとうございました~。

あと話すこと思い付かないなうだからネタくれ。
コメントでも拍手コメントからでもいいので、タルパ作ってた時のこんな話が聞きたいってのがありましたら迂闊にどうぞ~。
(答えられるとは限らんけど)

2016年4月9日土曜日

ぐだぐだタルパ製作記~準備編~

そういやもう春なんですよね。
春といえば新しい年度が始まる時期!
学生的に言えば新学期!
何でもこの時期新しいタルパーさんが増えるんだそうで。
話に聞いただけで私はそういう人分からんのですが、まあそういう人もいるのでしょう。
というわけで私も薫さんを作ろうとして実際に作り始めた時を思い返してみました!
唐突だって?ええやん。
まあ新しくタルパろうとしてる人とかそうでない人とかの参考になればいいかなってのと、そういや書いて無かったな~位の軽~い気持ちです。
それとブログ読み返して何か初心を忘れてきてる気がする~って思ったんすよ。
昔の自分のが緩かったな~って。
というわけで初心を思い返してゆるゆる~になろうぜって魂胆です。



んでもどんなだったかなあ…。
もう4年も前の事だから、きっかけっていうのはあんまり思い出せないのよね。
薫さんを作る以前からタルパというものに興味を持っていて、いきなり作り出すのも何だからつってタルパについての情報集めまくってたのは覚えてるんだけど、何故実際の製作に踏み切ろうとしたのか全然思い出せんのよね。
私の事だからその場のノリとかそんな感じだったとは思うのだけど。
…こういうことやってると、その場のノリっていうのにも何か意味があるんじゃないかと考えがちなんだけど今は初心に帰ってるの!
そういう考えは窓の外辺りに投げ捨てておくことにして…後で薫さん拾ってきてね。



その時の私はどういう状態だったかなあ…。
歯の矯正始めたばっかりであまりの痛さにぶち切れてた記憶はあるなあ。
矯正はヤバい。
あれは痛い。
痛いし辛いしで慰めてくれる存在が欲しかったのかもなあ…。
特に何かの節目ってわけでもなかったし、ホントにふと「よっし作ってみるかー!」って思ったのよね。

さてそんな風に見切り発車気味に作り始めた…ってか会話から始めたのよね。
特にちゃんとした設定も決めずに。
その時決めてた設定って何があったかな…?
図書館の人って所すら決まってなかった気もするのよね…。
ただ漠然と、「創作世界の事は創作世界の中で生きてる人に聞いた方が早かろう。」ってだけ思ってて、既存のオリキャラはこっちに呼ぶ気になれなかったから、とりあえず新しいキャラ作ろう、とは思ってた気がする。
天使…というか羽生えてるの好きだから羽生えてる人で、執事好きだから執事キャラにしようとは思ってた…気が………する………。
ん~…、あっちの天使は人好き…というか世話焼き気味っていう設定が既にあって、んでもって図書館に誰ぶっこむか悩んでた頃で、その設定と作ろうとしてたキャラ設定をうまい具合に組み立てたらこうなった、というか…。

人恋しい人だから滅多に人が来ない図書館勤務中に大切な人の側にずっと付き従っていられる執事という職を志し、そんな中でたまたまこっちの世界と通信が繋がっちゃって呼び出されて今に至る、的な。

うん、まずは創作世界の設定ありきだった気がするな!うん!
地盤がしっかりしてりゃその上に沿うようにうまい感じにのっければうまくいくんですよ、多分ね~。



そんなこんなで会話から始めた為、容姿や名前もみんな後から決めたんですよね、つまり。
会話から始めたのでおおまかな性格は決めておかねばならなかったんですよね、多分。
性格つっても私、~な性格~って言われてもうまく想像できないタチなので、まあその時思い浮かんだ作りたい性格してる気がするキャラを参考にしました。
そのキャラは…(検索避けの為)ナイショ。
検索避けとか今更な気もするのですが。
(検索避け的に)ぼかして言うと、某ケモミミシークレットサービスさんと某車掌さんの黒い方を参考にした記憶はありますね!
下手すりゃひっかかりそうでこえーよーーー!!!
それだけだった気もするのですが忘れている可能性もあるっ!
いや、キャラ参考にしないキャラ付けでは一応穏やかなれど諌める所はピシッ!と諌める、苦痛でない程度に割と厳しめな人でいこう!とは考えてた気がするのですが………、おかしいな…参考にする人間違っちゃったかな……………。
今はご覧の有様な薫さんですが、そういう風にしようと考えてた時期がありました。ありました。



そんな感じで会話から始めた薫さん、しばらく会話してから次に…何が決まったんだっけな…?
容姿は選んだ依り代に引っ張られたのは覚えてるんですよ。
薫さんの依り代…今は使ってないけど薫さんの象徴石、つまりセラフィナイトですね。
これは見ていただければ分かる通り、深緑色に銀の羽根のような模様が浮かぶ美しい石です。
このグリーングリーンしてるのに薫さんの容姿は多大な影響を受けたわけです。

余談ですが薫さんは風属性の方です。
これは今まで作ったキャラのバランス的にそうしようって決めたものです。
風って緑とか紫とか色色々あるよな~薫さんのパーソナル色どうしようかな~って考えてた時にこのセラフィナイトを見たわけで、この石で薫さんの諸々の配色が決まりました。
余談終わり。

この依り代を買いに行ったのが薫さんと会話を始めてから2日後だったのは覚えています。
買ったレシートの日付から薫さんの誕生日を逆算したことを覚えてます。
んでもって依り代に座る薫さんの姿を想像した事も覚えているので、この2日間の間に容姿を決めたみたいですね。

最初に描いた薫さんの容姿はノートの落書きレベルの、所謂SDキャラだったんですよね。
実際ノートの落書きだったので消してしまい、写メったデータも間違えて消してしまい、今となっては薫さんの容姿オリジン残ってません。
勿体無い。
写メデータ残ってたらいつ描いたか分かっただろうなあ…。

名前も…いつ付いたんだっけな…。
シャワー中にふと思い浮かんだ名前を採用したのは覚えてるんですけど、正確な日時はさっぱり…。



ん~…、疲れてきた…。
いい話の流れも思い付かないので、今日の日記はここまでにします。
なんか思い付いたら続きでも書くかねえ…。
なんかうまいネタを思い付きますように!
んだらば、ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました!

2016年4月7日木曜日

君はそれを選んでもいいし、選ばなくてもいい

問いには答えがあってしかるべきだが、答えにだって問いが必要である。



はてさて、幾度となく話題に上るのが、『タルパとは一体何なのか?』
様々な時様々なタイミングで話題に上っては色々な所をお騒がせするこの問いですが、答えは明確です。

タルパとは、チベット密教の修業法の一つである。
これに関してはタルパ×コンプレックスという書籍に素晴らしく纏められているので是非是非読んでいただきたい所。

そんな明確な答えがあるというのに、じゃあ何で議論が終わらないのかって言うと答えはやっぱり簡単で。

みんな見てる物が違うんだから答えなんて出るわけ無いじゃん!

あのさ、UMAってあるじゃん?
ほらネッシーとかビッグフットとかヒトガタとかそういうのを纏めてUMAって言ってるじゃん。
このUMAも、どういう物なのかから存在するかどうかまで議論が絶えない存在です。
「私ネッシーは魚か何かの見間違いだと思うな~。」
「僕はビッグフットは古代種族の生き残りだと思う!」
とかって色々言われてるじゃん。
…今なされている『タルパとは一体何なのか』議論は、このネッシーやビッグフットを全部まとめてUMAって言っちゃってるに等しいと思うんだ。うん。
そりゃ答えなんて出るわけねーべや!
だってみんな違うもの見てるんだもの!!!
ネッシーは魚の見間違いかもしれないけど、魚をビッグフットに見間違える事は無いでしょう?
でもネッシーもビッグフットもどっちもUMAって言っちゃったらどっちかどっちだか分からないじゃないですかーやだー!

…今の『タルパとは一体何なのか?』議論もそれと同じ状態だと私は言いたい。
いやUMAとタルパは全然違うでしょ!?タルパって一つのものなんじゃないの!?というあなたの為にもう一つ例を出しましょう。
あんな、鏡ってあんじゃん鏡。
…同じ鏡を見ても同じ像が見えるわけ無いじゃん!
まず見る人によって鏡に映るものは違うし、同時に同じ鏡を見たとしても見る角度はどうしたってズレちゃうんだから、同じものが見えるわけが無い。


というわけで、『タルパとは一体何なのか?』という問いは無意味なものだと私は思うのよね。
無意味というか問いが違う。
『今自分の隣にいるこの存在は何なのか?』が問いとして正しいと思うの。

ぶっちゃけあなたの隣にいるそれが何なのか私ゃ知らんわ。
そんなの自分の中から見つけ出せ。
君はそれをなんだと思っているんだい?
むしろそれが何であるのか自分とその存在とで決めるがいいさ。

…私の場合?薫さんを何だと思っているかって?
薫さんは私の執事であり、旅の道連れでもある。
それ以上でもそれ以下でも無い。
オズ?奇特で危篤な素敵な隣人。



さて、改めて問いを。
あなたの隣(か後ろか頭の中でもどこでも)にいるその存在は、あなたにとってどういう存在ですか?