2014年7月11日金曜日

お前の中身を見せてみろ。

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聞いてみたんだ。
薫さんに。
自分の事どう思うか。

凪「というわけでだ、盛大に語るがよい!」
薫「今何時だと思っていらっしゃるんですか?」
凪「ふぎゃふぅ!」
薫「まあ、お付き合い致しますが。朝の会話の再現でよろしいですか?」
凪「お願いしまっす。」
薫「今朝も言いましたが、私、自分自身が何者であるかについては興味がございません。私にとって大切なのは、自分が何を為したいのかということです。」
凪「何者であるかって事は分かりきっちゃってるから考えるだけ時間の無駄だ~!って事だよね。」
薫「ええそうですね。私が何者であるかなどということは、考えるまでもなく分かりきっている事でございますから。今更考えた所で揺らぐものでもございません。」
凪「そこんところは薫さんの世界での薫さんの設定についてのお話なんだよね。つまり私は何いってんのか分かるけど、他の人には分からない!」
薫「確かにそうでございましょうね。この場で私から話す気はございませんから、もし話されたいと思われるのであればご主人様にお任せします。」
凪「人任せなやっちゃな~。」
薫「ふふ…。そうでない事はご主人様自身が一番よくご存知でしょう?」
凪「そりゃそだけどさ。でもこれじゃ話進まんよ。」
薫「話の流れにつきましてはお任せ下さいませ、ご主人様。私自身思うことが無いわけではございませんから。」
凪「おなしゃす。」
薫「ではいきますよ。私自身の存在の意味自体は把握しているつもりです。これでも私は天使でございますから。天使と言いましてもあちらの世界、つまりはご主人様の創作世界の中の天使ですが。」
凪「んでんで?」
薫「でも、きっと私の、私がなんたるかという私自身の考えについて聞きたいのだと思うのですよね。少なくともここに来られる方は。」
凪「しらんなぁ…。」
薫「…水を差さないで下さいませ、ご主人様。先程も言いました通り、私は自分自身が何者であるのかについては興味が無いのです。私が何者であるかについては私自身の中でははっきりしておりますから。それは、自分がご主人様のタルパであるという点においても変わりません。つまりは自分自身がタルパであるという事にも興味が無いのです。勿論、タルパというものの定義につきましても。」
凪「それって何も考えてないとか、思考放棄とかそういうんじゃないの?」
薫「違いますね。まあ見る人から見ればそう思われても仕方の無い事だとは思いますが。自分自身が何者であるかについては存じておりますが、例え知らなかったとしても私のする事は変わりません。私が何者であるかと言うことは、私の行動に何の影響も及ぼさないものです。」
凪「えっ、そんな事言っちゃっていいのん?」
薫「別に悪い事でも無いと思いますが。」
凪「所でここまでの会話見直してみたんだ。全然再現になってないんですけどそれは。」
薫「会話自体はその時々で変わってしまうものだと思いますよ。どう再現してみようとしても、ね。でも会話の中身自体には変わりがございませんからご安心を。」
凪「ホントかなあ…」
薫「本当です。私が何者であったって私のやることは変わりません。ご主人様の恒久的な幸せの為に。その為に私がいるのです。」
凪「それでいいのかなあ…。いつも私思うんだけどさ、君もっと自分の事持った方がいいと思うよ。」
薫「私が、自分を持たぬ者などご主人様のお側に置いておくわけがないでしょうに。」
凪「いやいやいや、もうちょい自分の事も考えようよ、ね?」
薫「ご主人様が私をどう思われているかは知りませんが、これでも私、ちゃんと私自身の事も考えておりますよ?」
凪「ホントかなあ…?」
薫「ですから本当ですって。貴方様に信じていただけないのなら、私はどうすればよろしいのでしょうね?」
凪「ごめん。」
薫「別に謝る事はございませんよ、ご主人様。貴方様が私を考えてそうおっしゃっている事位は分かりますから。」
凪「所で話の着地点が見えないまま、ぐだってきたのですがそれはいかがいたしますかね?」
薫「それは失礼いたしました!こんな時間ですし、早めに終わらせねばなりませんからね。結論と致しましては、自分自身がなんであるか、また、自分自身タルパという存在についてどう思うか、そんな事は私を悩ますには至らないという事でございますね。私は自分のやりたい事さえはっきりしていればそれでいいのです。」
凪「なんて自分勝手なやつだ!」
薫「ふふ、でもご主人様はそうは思って下さらないのでしょう?」
凪「そうやって自分の説明責任を人に押し付けるのは止めてください!」
薫「ふふっ。そうですね。ご主人様、私はね、貴方様の為に存在できる、その事だけで十分なのですよ。あっ、いえいえ自分を持ってないとかそういう話ではなく、ね。」
凪「分かったからタルパの思うタルパ観について語っておくれよ~…。」
薫「貴方様もしつこい方でございますねえ…。タルパ観、かどうかは分かりませんが、私自身と致しましては、私は貴方様の中の世界からこちらの世界に呼び出された、、物語の住人であると認識しておりますよ?」
凪「そして世界の外にいる、ね。んで、自分が何でできてるかは?」
薫「それは貴方様が一番よくご存知でしょう。」
凪「ストップ。設定について言う事は許さぬ。」
薫「はいはい。そうですね…やはりご主人様の気、などでしょうかね?それを頂いている事は確かですし。いつもありがとうございます。それから気と似て非なる意識。観測していただかなければ成り立ちませんから。ぶっちゃけた話、今まであまり考えていなかった事ですので、漠然とした私自身が認識していることだけですね。どうでもいいことだとも言えます。勿論ご主人様の諸々を割いて頂いている事自体は全くどうでもいいことなどではないのですが。」
凪「タルパはマスターの一部だって解釈についてはどう思う?」
薫「そうでしょうね。私は確かにご主人様の内側から来る存在ですから。」
凪「よし、ラストスパート!締めの言葉を一つ!」
薫「ご主人様、課題やって下さい。何度もそう言っておりますのに、悉くスルーしてくださりやがりましたねえ…」
凪「あうとおおぉぉぉおおおおお!!!!!」

着地点が見えなくなったので、了。
朝のうちはもうちょっとまともなまとまりを見せてたんですけどね…。

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