2018年7月20日金曜日

タルパーだけど『神秘のカバラー』読んだよ!~一回目・ケテル~

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お久しぶりです&大変お待たせしました!

本の残りの部分を何とかまとめようと悪戦苦闘をしたりもしたのですが、どうあがいてもできなかったので、結局各セフィラーごとに語っていくことに決めました。

長くお待たせしてしまった上に、コンパクトにまとめられずに大変心苦しくまた申し訳ないのですが、もうしばらくお付き合いいただけると幸いです。



というわけで早速ケテルについて語っていきましょうそうしましょう!

まず、『神秘のカバラー』的にはケテルの中にはいかなる形も存在しないのだそうです。

純粋な存在にして、もしくは非存在から一歩離れた潜在力。

力の一歩手前だから潜在力かも。


参考になったらいいなイメージ図。

表現しがたいけどこんな感じでどうでしょ?

さて、生命の木は対立する二極とその二極が均衡をとった三つ組だ~って言ってきましたが、ケテルは分化する前かつ二極化する前の純粋存在だからか、分かりにくい気がします。

これがコクマー・ビナーなどの二極になると、二つを比較しながら考察できるのでかえって分かりやすくなってると思うんですよね。

比較って大事。

力でも形でもなく純粋な存在なので顕現世界の定義的には無ってことになっちゃうんだけど、ここでいう無とは有の一歩手前の状態であるからして、私が存在している状態と存在していない状態が共にあるみたいな感じ…なのではないかと生命の木関係ないワークで私が得た体感的にはそんな風に言えるんじゃないかな~…と思います。

まあ私の体感・主観なので話半分に聞いておいてください。

所でケテルの向こう側には否定的存在のベールを挟んで無が控えているんですが、それとはどう違うのかって言われると…う~ん…考えるな…感じろ…。

さて、ケテルは王冠のセフィラーとされています。

何故王冠なのかと言いますと、頭ではなく頭の上にあるのが大事なんだそうな。

私がちょっと知ってる話によると、人の意識だとか自己世界だとかなんかそういうその人を形作る源泉みたいなものは頭の上にあるんだそうで。

その人の世界はその人の意識だとか自己世界だとかによって形作られているので、ここをなんやかんやする術も色々あんじゃないかなあ。

私そんなに数知ってるわけじゃないから何とも言えんのだけど。

なんか生命の木にはなんとか界ごとに木があるって考えがありましてだな、その界ごとにセフィラーには名前があって名前によって力の現れ方が違うとかそういう話があるのですが、気になるんならそれはご自分で本を読んでいただきたく。

すべての(魔法的)作業はケテルにあてはめられている神名エヘイエーでもって神を呼ぶとこから始めなきゃいけない、とあるのですが、要するにケテルはあらゆるエネルギーの純粋な源泉なので、他の傍流から持ってくるのとは訳が違って宇宙の創造の流れに沿って宇宙の資源を増やしてるわけだから、つまり何かしらの反作用や代償を払わなくてもいいし、むしろ自然は協力してくれるのだそうです。


宇宙創造の流れの図…を描いてみたつもりなのですが、きっと分かりづらいと思われますので、流れの本流・傍流の概念についてもっと秀逸なイメージが欲しい方は、本編全編カラーで無料!なとんでもなくパねえweb漫画『胎界主』(http://www.taikaisyu.com/)を読まれるととてもナイスだと思います。

長い、とても長い漫画ではありますが、魔法やら魔術やらオカルトやらを探求しておられる方々におかれましては、ぜひ一度『胎界主』を読まれてみる事を全力でおすすめします。

話を戻しまして、神…という部分には私はなじみがないのでとっつきにくいのですが、宇宙の創造の流れに沿ってあれこれやればそれはごく自然なことだから何の反作用も無い、という考え自体は私はナイスだと思うのですよ。

仮にもタルパ作成なんていう創造行為をしている身としてはこういうとこ目指したいよね。

どんな原理や法則が働いているかを知った上でその原理や法則通りに組み立てればそりゃうまくいくししっかりしたもんができるってことでさあ。

…とは言うものの、私はこれには色々言いたいこともありましてだな、とりあえず何が言いたいかって言うとレゴムービー見ようぜ。

何でいきなりレゴムービーとか言い出したのかって言うと見れば分かるからとにかく見よう。

こちらのレゴムービーも、魔法を探求しているや、特に創作活動をしている人創作活動を始めようとしている人創作活動を挫折しちゃった人に物凄くオススメなのでとにかく見てくださいお願いします。


脱線ついでに好き勝手な事言うけど、ぶっちゃけその法則に従うって事はその法則と同じ土俵に立つつまりその法則で縛られた世界に縛られる事になんじゃないかと私は思うんすよね。

私縛られるのが大嫌いなんすよ。

じゃあどうすれば縛られずに済むかって言うと、自分の世界を作ってどーん!すりゃいいんすよ。

物理的な次元で言っても、世界と認識しがちな地球だって数多ある星の内の一つしなかいんすよ。

地球の物理法則が遠く離れた別の銀河系の星でも通用するかどうかなんて保証されないんすよ、と私は思っているわけです。

近場の月ですら重力が地球とは違うわけですからね、いやでも物理の公式とかは通用するんじゃね?って話は投げ捨てておいてください。

つまり何が言いたいかって言うと、そもそも土俵に上がらない、そういう選択肢もありじゃないかなあと私は思うんすよ。

こんなことカバラーの記事の中で言うことでもないかもしれませんけどね。



さてさて、『神秘のカバラー』内には、ケテルに対して瞑想をほどこしていくと、やがてある作業の結果はほとんど問題ではなくなるということが直感的に分って来る。(p159)というような事が書かれております。

どういうことかっていいますと、アストラルイメージを自分の好きなように転換することが可能になり、その作業によって物理的にどんな事が起きるのかは成るように任せられるようになる、みたいな感じです。

例えばアマゾンなんかで買い物をする時、欲しいものをぽちったら後は何もしないでしょ?お金払ったり住所設定しといたりはあるかもだけど。

欲しいものがどの倉庫から出荷されるかとかどの経路を通ってくるのかとか運ぶ人はどんな人かとかいちいち気にしたりしないじゃん?

それと同じような感じです。

このある種気にしないマインドがあらゆる魔法作業の秘鍵なんだって!やった~!

タルパに何かお願いする時もこのマインドが使えます。

お願いとかどうやって叶えるんや~!って悩むのは脇に置いといていいので、まずは願う事から始めましょうって薫さんも言ってた。

なんかふわっ…としたお願いでも全然問題なっしんぐ!

タルパが何か良いように解釈してとてもナイスな結果を出してくれます。

タルパにお願いしてお昼寝して起きたら叶ってた、そんなこともざらです。

寝るのは大事ですよ!

お願い事を潜在意識にぶちこむのにも使えますし、何だかんだでエネルギー補充するのにとてもとても大事です。



『神秘のカバラー』の各セフィラーの説明にはイエツィラー文だとか魔法のイメージだとかの解釈ものっているのですが、これがいちいち難解かつ初学者たる私にはどんな必要性があるのか分かりにくいもしくは分からない!

色々すっ飛ばして要約すると、万物を条件づけることが「ケテル」の本性である(p161)だそうです。

万物はここから発するからそういうことになるんだって。

ケテルの魔法のイメージは髯を生やした古代の王の横顔なんだそうな。

とにかくケテルは顔プッシュなんですよ。

確かに顔には目鼻耳口といった人間の感覚器が勢揃いしてますから、外界の情報を受け取って定義づけるという人間と世界との関わり合い方をみるに、ケテルは顔!万物を条件づける!って言いたくなるのも分からなくはない気がします。

この顔に生えてる髯の一本一本にも何やら重要な意義があるらしいのですが、そこまでは私ゃ知らんです。

本にもあんまりのってないのでこれは置いておきましょう。



さてここで、ブリアー界におけるケテルの諸力はメタトロンを通じて顕現され、ここからいきなり話はマルクトまで飛び、それはケテルの大天使から影響力を流れ出させる原因であり、宇宙のあらゆる光の輝きの源泉であるからして、ここから霊が流れ出て物質界に顕現するばかりでなく、物質はそれ自身をエネルギーによって霊を顕現世界に引き出す事ができることを学べる…というような事がp161からp162にかけて書いてあるのですが、なんでや。

何故いきなりそんな結論が出てきたのか私はよく分かりません。

よく分からないのですが、物質枠たる人間もエネルギーをなんやかんやすれば霊的作業をこの顕現世界もしくは物理世界でできるもしくはやってもいいんだそうです。

何故ならそれは世界の設計図たる生命の木の流れに沿っているからだっ!

というわけで、私達もエネルギーをなんやかんやして霊的作業であるタルパ作成をうまくこなせるよう、引き続き生命の木について学んでいきましょう。



さっきも書いたと思うのですが、魔法使いは自分と宇宙的な力とを一直線に結びつけ、自らの行う作業が宇宙の創造過程の一部にするのが大事なんだそうです。

私もそれ大事そうだなあとは思うのですが、『神秘のカバラー』的にはキリスト教的神がここに絡んでくるので、ちょっとアレンジしないと使えないなあ…って思ったりしてます。

しかしこの辺りになると、結構今まで本の中に出てきたような事がまた出てきたりしてるように思えるのよね。



ケテルのみならず、生命の木というものは魔法的作業を行う為に用いられてきたという側面があるのですが、魔法的作業をしていくにあたりまして、肉体を持つ間はアツィルト界のケテルの意識には決して昇れない、だのケテルに入ったら神と共にいっちゃって戻ってこれなくなるだの、とかくケテルは肉体ある限りどうやってもここにはいけない、的な書かれ方がされているのですよね。

ふと思ったんだけど、肉体を持たないタルパだったらケテルまでいけるのかしら。

まあいったとしても戻ってこられなくなっちゃうのはイヤなのだけれども。

私個人の考えなんだけど、少なくともこの後出てくるセフィラーのティファレトまではいけるんじゃないかな?って思ってるのよね。

完璧個人の感想だし、いった所で何するんじゃってのもまだ分かってないのだけど。



順調に『神秘のカバラー』について語り倒してきましたが、ここにいいことが書いてあります。

「形」とは流動的意識がしっかりとした有機体を構成して離散しなくなるまで、それを保持しておく母体である。そのとき意識は純粋存在という無形の海から分化して、個性の中核となる。(p166)

というわけで、タルパにも初めの内はしっかりとした形を定義してあげる事が大事なのではないでしょうか。

手っ取り早く形と言いますと、やはり天然石などの依り代を用意してあげる事でしょうか。

というか初めの内は依り代あった方がタルパ作りやすいと思うんすよ、やっぱり。

どうしても依り代に抵抗があって…という方であれば、容姿という形や、タルパの性格という形をしっかりと定めてあげるといいと思います。

ここで私が言ってる形って要は力を保持しておく為の器ってことです。

なので性格や能力なんていうタルパの設定も勿論形足り得ると私は思います。



まあ、タルパー的にはケテルはこんなもんでしょうか。

魔術的にケテルに興味があって物足りない方は是非『神秘のカバラー』を買ってみましょう。

ただ、実践面では『神秘のカバラー』だけでは物足りないだろうなあ…とは再三言っておきます。

ある程度瞑想、特に生命の木的な瞑想に習熟している方なんかだと『神秘のカバラー』だけでも得るものが大いにあるんだろうなあと思います。



…よし!各セフィラーごとに語り倒していくぞ~!と決めた当初はどうなることかと思いましたが、ようやくなんとか記事にすることができました。

めっちゃ行き詰ってこんなに長くお待たせしてしまい、申し訳ありません。

今後もゆっくり更新になってしまうのですが、少しずつレビューを続けていきますので、レビュー放棄だけは絶対にしないぞ~!とここに宣言しておこうと思います。

それではまた、なるべく近いうちに!(希望)



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